【illustrator】How to デニム風デザイン その4
最後にもう少しデニムっぽくなる加工を加えてみますね
これまでの記事はこちらをご覧下さい。↓
デニムと言えばステッチですよね。
ステッチのカラーも色々ありますが、今回は藍色に映えるオレンジ系のステッチを入れてみます。
まずはステッチを入れたいところへ2ptの線を引き、カラーはオレンジ系の少し沈んだ色にしました。
線のパネルを使って、"線端"を真ん中の丸い形にします。
さらに"破線"にチェックを入れて線分3pt、間隔2ptでセットします。
すると先程引いたラインが点線のステッチになりました。
これだけでも結構デニムらしくはなったのですが、もう一つグラデーションメッシュを使って素敵な加工を加えてみます。
ステッチの外側の部分と同じぐらいの四角を描いて明るめのグレーにしておき、カラーパネルでグレースケールを選択します。
さらに透明パネルで描画モードをオーバーレイに。
選択を解除せずにそのまま上部のオブジェクトメニューからグラデーションメッシュを作成を選択します。
グラデーションメッシュのパネルが出たら"行数"30、"列数"2、種類はフラット、ハイライト100%でOKをクリックします。
ちょっと細かいですが、上の図のように真ん中のラインのポイントを一つ飛ばしで選択します。
そして選択したポイントの色をカラーパネルで少し明るめに変更します。
これで完成です!
どうでしょうか?
ステッチによってデニム生地にシワの入った様子が結構うまく出ていると思います。
これで随分立体感が出ましたよね。
他にも色々できることはありそうなのですが、とりあえず今回はここまでで!
このテクニックの組み合わせの応用ででベルトやポケットなどパーツの表現もできると思います。
お手持ちのジーンズなどを見て頂くとわかると思うのですが、ポケットやベルト部分などパーツによって織り目が横向きにや斜めに使われていたりするのでパーツによって織り目の角度を変えるとより、"らしく"なりますよ。
やはり一番大事なのは現物をよく観察することですね。