ダーニングというものやってみた その2
先日、手を出したダーニング。
メモ代わりに私のやっている方法を残しておきます。
ちゃんと勉強したわけではなくてネット上のちょろっとした情報からこうかな〜?と独自解釈でやっているものなので完全に自己流ですがご参考までに。
まずは道具。
前回ご紹介したこのおんぼろスタンプをダーニングマッシュルーム代わりに。
あとは100均で調達してきた刺繍用の針と刺繍糸。
針は繕う穴の大きさにもよるけれど、長めの方がやりやすい気がします。
刺繍針の中でもクロスステッチの針がちょっと太めでしっかりしてるので使いやすい気がします。
刺繍糸はそのまま6本取りで使ってもいいと思うんですが、ちょっとごわっとしそうなので3本取りで使っています。
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今回繕うのはこの"穴"。
うちの5歳児がつくった出来立てほやほやの直径1.5㎝程の膝小僧の穴ですよ。
先程のスタンプの柄の部分に穴のところをかぶせてシュシュで軽くとめています。
最初は輪ゴムとかで雑にとめていたのですが、あんまりきつく縛ると跡がついてしまうので今回はシュシュで軽めにとめてみました。
どうかな?効果あるかな??
穴をぴっちりかぶせた方がやりやすいですが、あんまり引っぱりすぎると周りの生地がビローンと伸びてしまうのでそれも注意。
ここで、穴が意外と大きいことに気づく。
まずは穴のまわりを一回り大きめにぐるりとステッチ。
これは後ほど糸を渡して行くときの目安にする為に入れています。
波縫いだと間があいてしまうので返し縫いですきまなくステッチ。
ぐるりとステッチが終わったら糸を渡していきます。
端からでなくても終わったところからで大丈夫。
今回も真ん中あたりから端にむかって糸を渡しています。
最初、ステッチに引っ掛けて糸を渡すのかと思ってたんですが、それだと糸に負担がかかりすぎるし糸を引っ張るとヨレてしまうのでステッチはあくまでも目安。
ステッチの外側の生地に針を刺して糸を渡しています。
タテが端まで終わったら次はヨコに糸を渡していきます。
これも端からでなくて真ん中からでOK。
今度はタテに既に渡っている糸があるのでそこはデコボコと一つおきにすくって通していきましょう。
これも厳密にやらなくて、大体で大丈夫。
ざっくりいきます。
あと、写真のように途中で糸がなくなったら躊躇なく他の色に変えてもOK。
それもまた味になります。
けっこう沢山糸を使うので必ず途中で糸がなくなると思います。
そういう時は適当な場所で玉止めをしてそのまま針を玉止めのすぐ横に刺しぐっと引っ張ると玉止めが生地の中に入ってくれるので目立ちません。
これは繊細な生地だと穴が開いちゃうのでおすすめ出来ないのですが、こういうしっかりとした生地なら大丈夫。
緑の糸も途中でなくなったので再度オレンジの糸を通し、残りのタテヨコ糸を通して完成。
糸が残ったので最後にもう一度返し縫いのステッチでまわりを囲っています。
軽めにしばったつもりでしたがやはりちょっとビローンとなっています。
シュシュ効果はあんまりないかも。仕方ないかな。
まあ、これぐらいならスチームアイロンをかけたり、一度洗濯すれば馴染んでくれます。
しかし、めっちゃ適当にやったけれど、なんかそれなりにほっこりかわいらしく出来ているでしょう?
これで大体1時間ぐらい。
ちょっと時間はかかります。
時間ないし、面倒臭いという方はまつり縫いでちゃちゃっと閉じてしまった方が楽です。絶対に。
でもまあ、編み物とかこういう手仕事がお好きな方はダーニングなら可愛く穴を塞げるしすごい達成感も味わえるのでおすすめ。
なにより子供達がズボンに開けてくる穴と前向きに向き合えるようになる(哲学・・・)。
あと、私のように穴が開いてもなかなか靴下を捨てれない人とかにもおすすめですよ。